第一回合コン結果報告|なかなかの出来だったのでは

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出会い系サイトを利用して、野呂一美が「9人対9人で合コンできる人募集!」とメッセージを、感じの良さそうな人たち数名に送ったところ、メッセージを送って30分後に「9人で参加できます!」という返信があり、あっという間に合コンが決定した。

ガールズ9の合コン相手は、どこにでもいるような会社員。よくもこれほど特徴のない人が9人も集まったなと片山真陽は変なところで感心した。それに比べて女性陣は個性豊かな9人と言いたいところだが、合コン開始の時間になっても碧川樹衣の仕事が終わらずに前半部分は女性陣8人で合コンがスタートした。

まずはお互いの自己紹介から。ぎこちない感じで、それぞれが名前と趣味などを告げていく。そこでわかったことは、9人は普通の会社員に見えるけど、会社員をしながら演劇ユニットを組んでいる仲間だということ人は見た目ではわからないと、一美はまたしても感心してしまった。

演劇関係ということに、ガールズ9最年少の秘蔵っ子、巴火織がテーブルを乗り出してしまいそうな勢いで、彼らにあれこれと質問を投げかける。そこから演劇トークが繰り広げられ、あっという間にお互いの間にあった緊張感という壁が消え去っていった。

合コンで大切なのは共通の話題。しかもできるだけ明るい話題がベスト。暗いニュースなんてお酒の場では誰も話したくもないし、聞きたくもない。趣味などの共通の話題があれば、初めて同士でも打ち解けるための時間が短くて済むのだ。合コンでは沈黙は禁、ほろ酔い状態になるまではとにかく会話をたくさんすることが大事。

そういう意味ではガールズ9に個性的なメンバーが揃っていることが心強い。ここまで幅広ければ、どんな話題でも誰かが拾ってくれる。

ドリンクを数回おかわりしたところで、仕事を終えた樹衣が到着。ビジネス界での活躍が期待される実業家の登場に、男性陣がざわめくのが真陽は気に食わなかったけど、これはさすがに役者が違う。抜群の知名度を誇る映画の巨匠と、再生回数10回以下のユーチューバーくらいの差があるので仕方ない。傷心中の黒崎結希にも笑顔が見られるのでよしとした。

ガールズ9が揃ったところで「仕切り直しの乾杯!」と、お調子者の五島まいがワイングラス片手に声を上げて、残り60分間の後半戦が開始。とはいえそこからは、ただただ楽しくお酒を飲んでいただけ。お酒に強い金城愛美に男性陣の1人が挑むものの、見事に潰されたところで会はお開きとなった。

2次会も誘われたけど、ガールズ9で集まったのはこれが初めてなので、女子だけの反省会もしたくて、うまくお誘いを断って女子だけでカラオケへ。「私、歌っちゃいます!」とマイクを手にした四条華を「まずは反省会」と山本七瀬が制して、それぞれの男性陣の評価をあれこれ好き放題に述べて、出た結論は「楽しかったからまたやろう」ということ。

こうして第1回のガールズ9のコンパは波風が立つこともなく終了し、ようやくカラオケを解禁してもらった華の歌声が、狭い室内に響き渡っていた。